WBC『ワールド・ベースボール・クラシック』1次ラウンド、2023年3月11日に日本(侍JAPAN)は第3戦、チェコと戦いました。
先発は日本のプロ野球、千葉ロッテマリーンズに所属の佐々木朗希(ささきろうき)投手が先発、その後の第2先発としてオリックスバッファローズ所属の宮城大弥(みやぎひろや)投手が大会初登場、見事期待に応えて、日本を勝利へと導きました。
第3戦で登板した佐々木朗希(ささきろうき)投手と 宮城大弥(みやぎひろや)投手、同級生(同い年)コンビで勝利し、見事1次ラウンド負けなしの3連勝です。
野球界期待の宮城大弥(みやぎひろや)投手の魅力を紹介します。
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宮城大弥WBC第3戦好投!
WBC 第3戦 チェコ戦
第3戦 日本 VS チェコ
11日、#カーネクスト2023WBC東京プール の3日目が東京ドームで行われ、侍ジャパンはチェコに快勝し3連勝。佐々木朗希投手の8奪三振や集中打など投打が噛み合い準々決勝進出に大きく近づく勝利となりました。https://t.co/FvB3zGThAh#侍ジャパン #WorldBaseballClassic
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) March 11, 2023
引用:野球日本代表侍ジャパン公式
日本の先発は佐々木朗希投手、第2先発は宮城大弥投手
先発投手は「令和の怪物」佐々木朗希、4回を投げて最速164km/hの速球を武器に7奪三振、打たれたヒットは2本、1失点と期待通りの好投でした。投球制限のため、4回2アウトを取ったところで66球を投げて、宇田川投手に交代しました。
5回からは佐々木朗希投手と同級生(同い年)の宮城大弥投手(21歳)が登板。
WBCの1次ラウンドは投球制限があり、1人の投手が投げられるのは65球までです。そのため、交代後に長いイニング(回)を投げる次の投手、いわゆる第2先発投手の役割が非常に重要です。
第1戦は戸郷翔正(とごうしょうせい)投手、第2戦は今永昇太(いまながしょうた)投手が好投して、第3戦の宮城大弥投手にも当然期待がかかります。
登板後、いきなり1点を失いますが、結果的には5回から9回まで投げて68球、得意とする緩急をつけた投球術で7奪三振としっかりゲームを締めました。
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侍JAPAN合流後、WBCの試合球になじめず、実践登板では少し不安が残りましたが、本番ではきちんと持ち味を発揮しました。まさに、最強侍JAPANです。
宮城大弥 何がスゴイ?
宮城大弥とは
直近の成績:2021年/13勝、2022年/11勝と2年連続で10勝以上あげています。同チームの絶対的エース山本由伸(やまもとよしのぶ)投手とともにチームの投手陣の柱です。
今回のWBCメンバーは日本のプロ野球のトップクラスの選手、メジャーリーグで活躍する日本人選手が集合してできた最強侍JAPANといわれていますが、本当にすごいメンバーの集まりです。
宮城大弥投手のこれまでの野球人生は決して順調に来たわけではなく、学生時代も大変苦労してきたといわれています。
佐々木朗希投手と同級生の21歳、佐々木投手が速球派の投手に対して宮城投手は技巧派で非常に投球の組み立てがうまい投手です。
まだ若いのに苦労を重ねながら、代表入りした宮城大弥投手、すごく応援したい投手です。
宮城大弥 笑えるエピソード
宮城大弥「丸刈り頭」
宮城大弥投手といえば、2020年に突然、「丸刈り頭」になって、世間を驚かせました。
その時のエピソードで、球団の合宿所で同僚にバリカンで丸刈りにしてもらうときに、一度9mmで刈ったあと、再度仕上げようとしてバリカンを使用した同僚がアタッチメントをつけ忘れて0.5mmで剃ったため、そのまま仕上げてしまいましたが、宮城本人は笑って許したそうです。
それまで長髪だった宮城投手の大きな「イメージチェンジ」は球団内で大反響でした。後に、「神様仏様宮城様」とプリントされたTシャツが発売されています。
そんな、おちゃめな一面をもっている宮城大弥投手ですが、侍JAPANの中でも先輩たちから可愛がられていて、チームのいい雰囲気を作りだしている選手のひとりだと思います。
同級生(同い年)の佐々木朗希投手とともに、侍JAPANの次の試合も好投を期待しています。
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